ONE PLATFORM / FOUR STEPS
現場の運用を、ひとつの流れに。
DJI FlightHub 2は、ドローンやDockの管理だけでは終わりません。飛行計画、遠隔操作、データ収集、AIによる検知と解析、結果の共有までを一つの画面でつなぎます。
01|計画:3D上で飛行ルートを組む
02|運用:現場を遠隔で見て、判断する
03|検知:AIで対象や変化を見つける
04|解析・共有:成果をチームに届ける
01 / LIVE OPERATIONS
離れた現場を、いま見て動かす。
バーチャルコックピットから機体・カメラを遠隔操作。複数機を一緒に管理し、異常や対象物を見つけたらその場で行動につなげられます。
バーチャルコックピット
マウス・キーボードで機体とカメラを操作。マウスルックやドラッグズームで、現場を見ながら素早く判断できます。
複数ドローン制御
複数の機体を同期管理。自動スワップタスクや複数機へのワンクリック帰還に対応し、広域の巡回にも使えます。
Smart Track と FlyTo
車両・船舶などの追跡、対象の検出・計数・アラートに対応。FlyToは目的地を指定するとルートを計画し、緊急対応を助けます。
AR Street
建物や道路などの地理情報をライブ映像に重ね、位置関係を把握。複雑な現場での状況認識を支援します。
02 / TEAM AWARENESS
現場と指揮所に、同じ状況を。
ダッシュボードで機体・タスク・飛行統計を確認。映像、注釈、指示を同じプラットフォームで扱い、関係者への共有を速めます。
運用ダッシュボード
デバイスの状態、タスクの進行、飛行統計を可視化。多数の機体・拠点を見渡す管理者に必要な情報をまとめます。
ライブ注釈
映像や地図上で対象やルートをマークし、担当エリアや指示を複数のデバイスで同期します。
ライブ配信の共有
ライブ映像のリンクやQRコードでチーム内に共有。複数機の配信を同時に見て、重要な映像を記録できます。
03 / FLIGHT PLANNING
飛行前に、3Dで計画を確かめる。
地形や建物を見ながらルートを編集。巡回、エリア、線形、構造物など、対象に合わせて飛行方法を選べます。ここで作成した計画を運用に引き継ぎ、繰り返しの業務を標準化します。
3Dウェイポイント
3Dモデルを見ながら撮影位置やアクションを調整。複雑な構造物でも、飛行前にルートを直感的に確認できます。
AI巡回ルート
区域と対象物を指定し、検知・記録・警告まで組み込んだ巡回ルートを計画。点検・警備での定期運用に向きます。
エリア・リニアルート
広域の2D/3Dマッピングや、河川・道路・管路など細長い対象の連続撮影に対応。オーバーラップ率や回避区域も設定できます。
スマート3Dキャプチャ
概略モデルをもとに対象面に沿う撮影経路を作成。入り組んだ建物や設備のモデリングを効率化します。
斜面・幾何学ルート
橋梁、斜面、建築物などに応じて詳細なルートを作成。モデル上で安全性を見ながら、送信機へ同期できます。
ROUTE CHOICE
点検対象からルートを選ぶ
建物の各面を詳しく残すなら幾何学ルート、橋や急斜面なら斜面ルート、長い道路・河川ならリニアルートが向きます。広い範囲の地図づくりにはエリアルートを使い、対象の形と成果物に合わせて重複率、撮影角度、回避区域を決めます。3Dモデルを使う計画では、飛行前に経路と障害物の関係を視覚的に確かめられます。
04 / AI & COPILOT
AIを、検知から指示まで活かす。
新しいFlightHub 2は、映像を確認するだけの画面ではありません。対象の検出、通知、記録、検索、巡回への組み込みまで、現場の判断を助ける機能が追加されています。
FlightHub 2 Copilot
目的を自然な言葉で伝えると、AIが遠隔操作の指示に変換。AIの操作は人が明示的に確認し、いつでも一時停止できます。
AI検知・アラート
機体側またはクラウド側のアルゴリズムで対象物を検知・計数。種類、位置、時刻、画像を記録し、アラートやレポートにつなげます。
マルチモーダル物体検出
文字や画像で「何を探すか」を指定して、ライブ映像から対象を発見。状況認識をより柔軟にします。
メディアのスマート検索
大量の撮影画像・動画から、テキストや画像を手掛かりに一致する対象物を探せます。報告資料の作成を速めます。
サードパーティAI
対応機体の機上アルゴリズムやクラウド側のアルゴリズムを統合。現場の検査対象に合わせて検知機能を拡張できます。
HUMAN IN THE LOOP
Copilotは人の確認を前提に使う
目的を自然文で入力し、Copilotが飛行指示に変換しても、実行前にはオペレーターが内容を確認します。AIアクションは明示的な確認が必要で、途中停止も可能です。緊急対応では速さと安全の両方が重要なので、現場のルール・飛行可能な区域・監督体制と組み合わせて運用します。
DETECT → REPORT
見つけた対象を、記録と報告までつなぐ
AI検知では車両や船舶などの対象を数え、位置と時刻を含む記録を残せます。必要な対象がある現場では、マルチモーダル検出を使って文字や画像で探す内容を示します。検出結果はアラート、巡回タスク、レポートへつながるため、単に映像を見続ける作業から、確認が必要な場面に集中する運用へ切り替えられます。
05 / DATA & ANALYSIS
飛ばした後のデータを、次の判断へ。
画像、パノラマ、2D/3Dモデル、点群をクラウドで扱い、測定・比較・共有までつなぎます。測量、建設、保守点検で必要な『変化を示す資料』を作る流れが一つになります。
クラウドモデル構築
収集した画像から高精度の2D・3Dモデルや点群を生成。対応機体では飛行中のリアルタイム2D再構築にも対応します。
500MPパノラマ
Matrice 4/4Dシリーズの望遠撮影とクラウド合成で、局所の詳細を高解像度パノラマとして残せます。
アナライザー
PDF・DXF設計図を現況モデルに重ね合わせ、時系列比較、長さ・面積・体積などの計測、レポート作成を進めます。
AI変化検知
異なる時期のオルソ画像などを比較し、変化した場所を検出。統計付きのレポートで差分を把握できます。
共有と注釈
写真やモデルを並べて比較し、注釈を地図へ同期。QRコードで解析結果を共有し、関係者との確認を進められます。
DESIGN VS ACTUAL
設計図と現況を、同じ画面で比べる
アナライザーはPDF・DXFの設計ファイルを現況モデルに重ね合わせます。位置合わせ後は、時系列の写真や2D・3Dモデルを参照しながら進捗や変化を確認。長さ・面積・体積に加え、断面や斜面の測定にも対応するため、建設・測量・設備管理で『どこがどれだけ変わったか』を示しやすくなります。
SHARE THE RESULT
解析結果を、関係者が使える形に
撮影画像、パノラマ、オルソ画像は並べて比較でき、問題箇所への注釈を地図と同期できます。異なる時期の画像はAI変化検知で差分を抽出し、レポートとして共有。モデル、タイムライン、測定レポートはQRコードで閲覧できるため、現場・発注者・管理者の認識を揃えやすくなります。
06 / AUTOMATION
繰り返す仕事を、自動の流れに。
飛行計画からタスク実行、データ収集、クラウドモデリング、分析まで。Dockと組み合わせれば、遠隔地の定期点検や緊急出動を一つの運用フローにできます。
スケジュール飛行
飛行ルートと実行時刻を設定し、同じ条件でデータを継続収集。担当者が毎回現場へ出向く負担を減らします。
自動トリガーワークフロー
アラートの受信などをきっかけに、FlyToタスクと機体アクションを連携。緊急対応や定期巡回に使えます。
ドラッグ&ドロップの業務フロー
収集、再構築、測定、分析、レポート生成の各段階をつなぎ、結果が届くまでの手作業を減らします。
USE CASES
業務別に見る、FlightHub 2 の使い方
インフラ・設備点検
橋梁、送電設備、プラント、太陽光設備などで、同じルートの撮影を繰り返し、時期ごとの差を確認する運用に。遠隔から現場の映像を確認し、異常があれば撮影地点と画像を残します。アナライザーで設計図や過去データを重ねて、修繕判断に必要な資料を作れます。
防災・緊急対応
災害や事故の初動では、FlyToで指定地点へ機体を向かわせ、ライブ映像を指揮所と共有。複数機を同時に見ながら、注釈で確認すべき場所を示せます。AI検知やアラートは探索・状況把握を助けますが、飛行の判断と安全確認は担当者が行います。
測量・建設の進捗管理
エリアルートや構造物向けルートで取得した画像を、クラウド上で2D/3Dモデルに。現況を設計データと比較し、長さ・面積・体積を測って報告します。タイムラインや変化検知を使えば、工事の進捗や土量変化を関係者に説明しやすくなります。
広域の巡回・警備
複数のDockと機体を一つの画面で管理し、定期巡回をスケジュール化。スマートトラックやAI巡視で対象を見つけたら、位置・時刻・映像を記録し、必要な担当者に共有します。権限管理、飛行ログ、アラート通知と組み合わせて継続運用を設計します。
07 / SAFETY & CONTROL
安全と管理を、運用の中に。
ルートを組む段階から、運用中の通知、飛行後の記録までを一体で管理。機能の適用は地域・機体・契約内容に応じて確認します。
カスタムGEO区域
タスク区域、着陸禁止区域、障害物情報を設定して、現場固有の制約を飛行計画に反映します。
権限・認証
プロジェクトごとに役割と権限を設定。SSO・多要素認証などの仕組みでアクセスを管理します。
飛行記録とアラート
Dock運用や遠隔飛行の履歴を確認・出力。異常気象や機器状態に関する通知も運用判断に役立てられます。
遠隔メンテナンス
Dockと機体の状態を遠隔で確認し、必要な調整を行えます。現場への移動を減らす保守体制づくりに。
08 / OPEN ECOSYSTEM
組織のシステムにもつなげる。
既存システムとの連携、映像配信、データ共有の要件に合わせて拡張できます。クラウドとオンプレミスで提供機能は異なるため、設計段階で確認します。
OpenAPI
RESTful APIで主要なプラットフォーム機能やモデリング機能を連携。業務システムに飛行データを組み込めます。
FlightHub Sync
コードを書かずにルート、メディア、モデル、注釈を同期。飛行状態やイベント通知もシステム間につなぎます。
映像と外部データ
RTMP/RTSPのライブ映像転送や、SafeSkyなど第三者の空域データ連携に対応します。
オンプレミス版
プライベートサーバーでの構築を選べます。データの保管場所やネットワーク分離が重要な組織の選択肢です。
09 / COMPATIBILITY
使う機体とプランを、最初に確認。
すべての機能が、すべての機体・プランで同じように使えるわけではありません。導入前に、目的、対応機種、AI機能、配信や保存の割当を一緒に確認します。
主な対応Dock・機体
DJI Dock 3/2/初代Dock、Matrice 400・350 RTK・30・4・4Dシリーズ、Mavic 3 Enterpriseシリーズなど。Mavic 3Mは公式の対応一覧から除外されています。
対応ペイロード
Zenmuse H30/H20シリーズ、Zenmuse S1、Zenmuse V1など。機体と搭載機器の組み合わせも確認します。
機上AIの条件
機体内アルゴリズムの利用は、Dock 3、Matrice 4/4D、Matrice 400以降など、公式が指定する機種に限られます。
10 / PLANS
プラン選びは、運用規模から。
公式は標準版・ビジネス版・エンタープライズ版・オンプレミス版を案内しています。下記は選び方の目安です。詳しい機能・割当・料金は公式の最新表で確認してください。
標準版|まず試す
無料で基本的な運用を始める入口。アカウント数、保存容量、AI検索・変化検知などには制限があります。
ビジネス版|日々の業務へ
複数人での運用、クラウド保存、配信やマッピングの割当を伴う実務向け。必要に応じて追加パッケージを検討します。
エンタープライズ版|大規模運用へ
多拠点・多機体運用や高度な連携の要件に合わせて設計。利用枠・機器拡張の考え方を確認します。
オンプレミス版|データ管理重視
組織のサーバーに展開する選択肢。機能、設備、ネットワーク、保守をまとめて検討します。
DJI FLIGHTHUB 2
何を自動化したいかから、一緒に考えましょう。
巡回・点検・災害対応・測量など、現場と機体に合う構成を整理します。機能やプランは更新されるため、導入時点の最新条件をご案内します。