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高精度空撮LiDARシステム

ZENMUSE L2

地形を捉える。
現場を、確かな3Dデータへ。

構成・導入相談
INTEGRATED LIDAR

地形の形状と色を、一度の飛行で。

フレームベースのLiDAR、高精度IMU、4/3型RGBマッピングカメラを一体化。レーザーで対象までの距離を測り、3Dの点群として地形や構造物を記録します。DJI Terraによる後処理まで含め、データ取得から成果の確認へつながる測量・計測環境を構築できます。

4 cm / 5 cm垂直/水平精度[1]
5リターン植生の隙間から地表を捉える
20 MP4/3型RGBカメラ
2.5 km²1回の飛行でカバー[2]
ZENMUSE L2 LiDARシステム

地形・土木測量

地表の点群やDEMを作成し、地形の把握と計画検討へ。目的に合わせて飛行条件と精度検証を設計します。

森林・植生調査

複数リターンを利用して樹冠と地表の情報を取得。地表の取得状況は植生密度やレーザーが通る隙間に左右されます。

電力・インフラ管理

送電線や構造物の三次元形状を把握。点群のライブ表示で、取得状況を現場でも確認できます。

写真測量は画像の特徴を照合して形状を復元します。L2はレーザー測距で点群を取得し、RGB画像で色を付けられます。必要な成果物、植生、対象物に合わせて計測方法を選ぶことが大切です。

LIDAR PERFORMANCE

細部を捉え、地表の情報を増やす。

条件に応じて、最大450 mの検知範囲

反射率10%・100 klxでは250 m、反射率50%・0 klxでは450 m。推奨動作高度は30〜150 mです。検知距離は飛行高度や保証精度と同じ意味ではありません。対象の反射率と環境光によって変わります。[3]

小さなレーザースポットで、対象を細かく

100 m先で水平4 cm×垂直12 cmのスポットサイズ。小さな対象の形状を捉えやすくし、植生のある場所でも地表データの取得に役立ちます。

最大5リターンで、植生の奥へ

1回のレーザーパルスに対する複数の反射を記録。葉や枝だけでなく、その隙間から届く地表の反射も取得できます。樹木や物体を無条件に透過する機能ではありません。

高密度な点群を、効率よく収集

レーザーパルス放射周波数は240 kHz。点群率はシングルリターン最大240,000点/秒、マルチリターン最大1,200,000点/秒です。放射数と複数反射を含む記録点数を区別して計画します。

目的で選ぶ、2種類のスキャン

反復スキャンは均一な点群によるマッピングに。非反復スキャンは構造情報の取得や、森林・送電線などの調査に。対象に合わせて使い分けられます。

フレームベース設計と3軸ジンバル

安定した姿勢でスキャンし、地形から構造物まで計測の用途を広げます。

POSITIONING & ACCURACY

精度を支える、IMUとRTK。

位置・姿勢情報を統合

機体のRTK測位とIMUデータを後処理で組み合わせ、レーザーで取得した点の位置を算出します。精度はセンサー単体だけでなく、取得条件と解析方法を含めて確認します。

IMUのウォーミングアップ不要

電源投入後のIMUの暖機待ちを省き、現場での準備を効率化。作業を開始する前には、機体のRTKがFIX状態になることを確認してください。

「垂直4 cm・水平5 cm」の測定条件[1]

DJIのラボ環境にて、以下の条件下で測定:Zenmuse L2をMatrice 350 RTKに取り付け、電源をオン。DJI Pilot 2のエリアルートを使用し、飛行ルートを計画。(IMUのキャリブレーションが有効) RTKがFIX状態で、反復スキャン方式を使用。相対高度150 m、飛行速度15 m/s、ジンバルピッチ-90°、飛行ルートの各直線部は1500 m以下に設定。このフィールドには、明確な角度の特徴を持つオブジェクトが含まれており、拡散反射モデルに準拠した、露出した硬質地盤上のチェック ポイントが使用されていました。点群精度 最適化を有効にして、DJI Terraは後処理に使用されました。点群精度 最適化が無効の状態で同じ条件下で測定した場合、垂直精度は4 cmで、水平精度は8 cmです。

この数値は所定条件での検証結果です。各現場の成果精度は、基準点・検証点、地表状態、飛行条件、解析設定で確認します。

RGB MAPPING CAMERA

点群に、鮮明な色と画像を。

4/3型CMOS・20 MPのRGBカメラを搭載。ピクセルサイズ3.3 μm、メカニカルシャッター、最短0.7秒のJPEG撮影間隔により、マッピング用の画像を収集します。

4/3型RGBマッピングカメラ

カラー点群

形状だけでなく色の情報も加え、対象物を見分けやすい点群に。

画像による再構築

撮影画像は2D・3DのRGBモデルの再構築にも利用できます。

単独の画像撮影

LiDARデータを取得しない場合も、RGB写真・動画の撮影が可能です。シャッター寿命は最大20万回。

FIELD TO OFFICE

飛行計画から、現場確認と後処理まで。

取得中に状態を把握し、現場で品質を確認。処理工程は切り替えてご覧いただけます。

飛行ルート

ウェイポイント・エリア・飛行帯の3種類に対応。計測範囲と地形に合わせてミッションを計画します。

点群ライブビュー

RGB・点群・2画面表示を切り替え、反射率・高さ・距離・RGBで点群を着色。レーザー距離計RNGで画面中央の対象までの距離も確認できます。

現場で再生・マージ

アルバムで3D点群モデルを確認し、複数の飛行で取得したモデルを統合できます。現場表示はスパース表現に基づくモデルです。

品質レポート

ウェイポイント・エリア・飛行帯タスクの取得後、DJI Pilot 2で品質レポートを生成。再計測の要否を現場で判断するために役立ちます。

PPK処理

RTKデータの欠落が懸念される環境では基準局を設置し、収集後に元データをDJI Terraへ読み込んでPPK処理を行う構成を検討できます。

PPKによる後処理

DJI Terra

軌跡計算と点群精度最適化を行い、点群モデルを生成。地表点の分類やDEM出力、精度コントロール/チェックで成果を確認できます。

送電線フォロー

公式の最新機能では、送電・配電線の認識、追跡、ジャンクション解析による半自動飛行とデータ収集に対応。利用する機体・ファームウェアに合わせ、導入時に機能の適用条件を確認します。

SUPPORTED PLATFORMS

機体と取り付け構成を確認。

対応機体取り付け・運用上の条件
Matrice 400単一の下向きジンバル、またはデュアル下向きジンバルのいずれのポートにも取り付け可能。デュアルで他のペイロードを同時搭載すると、L2のマッピング精度が低下します。
Matrice 350 RTK単一の下向きジンバルに取り付け。ジンバルコネクターは機首を向いて機体下部右側のUSB-Cポートへ接続します。誤接続はマッピング精度に影響します。
Matrice 300 RTKDJI RC Plusが必要。単一の下向きジンバルに取り付け、接続位置はMatrice 350 RTKと同条件です。

対応条件はDJI公式FAQに基づきます。機体・ペイロード・アプリの適切なバージョンと、取扱説明書の取り付け手順を確認してください。

CONSULTATION

L2導入から、点群活用まで。

ZENMUSE L2 本体

ZENMUSE L2

価格・納期はお問い合わせください。機体の保有状況、計測対象、必要な成果物を伺い、対応機体・RTK環境・DJI Terra・運用支援を含めた構成をご案内します。

導入・見積もりを相談する
SPECIFICATIONS

スペック

項目ごとに開いて詳細を確認できます。測定条件も併記しています。

一般
製品名Zenmuse L2
サイズ155×128×176 mm(長さ×幅×高さ)
重量905±5 g
電力28 W(標準) 58 W(最大)
IP等級IP54
対応する機体Matrice 400 Matrice 350 RTK Matrice 300 RTK(DJI RC Plusが必要)
保管環境温度-20℃~60℃
一般動作環境温度-20℃~50℃
システム性能
検知範囲450 m @反射率50%、0 klx 250m @反射率10%、100 klx 標準的なデータとなります。レーザー光線の直径より大きいサイズの平面対象物に対して直角に入射し、大気の可視性が23 kmの環境で測定。低照度環境では、レーザー光線は最適な検知範囲を確保できます。レーザー光線が2つ以上の対象物に当たった場合は、レーザーの総伝送電力はそれぞれに分散されるので到達可能範囲は短くなります。最大検知範囲は500 mです。
点群率シングルリターン:最大240,000点/秒 マルチリターン:最大1,200,000点/秒
システム精度水平:5 cm @150 m 垂直:4 cm @150 m DJIのラボ環境にて、以下の条件下で測定:Zenmuse L2をMatrice 350 RTKに取り付け、電源をオン。DJI Pilot 2のエリアルートを使用し、飛行ルートを計画。(IMUのキャリブレーションが有効) RTKがFIX状態で、反復スキャン方式を使用。相対高度150 m、飛行速度15 m/s、ジンバルピッチ-90°、飛行ルートの各直線部は1500 m以下に設定。このフィールドには、明確な角度の特徴を持つオブジェクトが含まれており、拡散反射モデルに準拠した、露出した硬質地盤上のチェック ポイントが使用されていました。点群精度 最適化を有効にして、DJI Terraは後処理に使用されました。点群精度 最適化が無効の状態で同じ条件下で測定した場合、垂直精度は4 cmで、水平精度は8 cmです。
リアルタイム点群カラーコーディング反射率着色; 高低差着色; 距離着色、RGB
LiDAR
測距精度 (RMS 1σ)2 cm @ 150 m 150 m離れた反射率80%の対象物を使用して、25℃の環境温度での測定値です。実際の環境は試験環境と異なることがあります。上記の数値はあくまでも参考値です。
対応最大リターン5
スキャンモード非反復スキャンパターン、反復スキャンパターン
FOV反復スキャンパターン:水平 70°、垂直 3° 非反復スキャンパターン:水平 70°、垂直 75°
最小検知範囲3 m
レーザービーム発散角水平 0.2 mrad、垂直 0.6 mrad 半値全幅 (FWHM) の条件で測定。0.6 mradは、距離が100 m増加するごとにレーザービームの直径が6 cm拡大することを意味します。
レーザー波長905 nm
レーザースポット サイズ水平 4 cm、垂直 12 cm @ 100 m (FWHM)
レーザーパルス放射周波数240 kHz
レーザーの安全性クラス1(IEC 60825-1:2014)
被ばく放出限界 (AEL)233.59 nJ
参考絞り有効絞り:23.85 mm(円形と同等)
5ナノ秒以内での最大レーザーパルス放射出力46.718 W
IMUシステム
IMU更新頻度200 Hz
加速度計の範囲±6 g
角速度計の範囲±300 dps
水平位置精度RTK FIX:1 cm + 1 ppm
RTK測位精度RTK FIX:1.5 cm + 1 ppm
RGBマッピングカメラ
センサー4/3型CMOS、有効画素数:20 MP
レンズFOV:84° 焦点距離:24 mm(35mm判換算) 絞り:f/2.8〜f/11 焦点:1 m 〜 ∞(オートフォーカス時)
シャッター速度メカニカルシャッター:2〜1/2000秒 電子シャッター:2〜1/8000秒
シャッター寿命200000
画像サイズ5280×3956 (4:3)
静止画モードシングル撮影:20 MP タイマー撮影:20 MP JPEG タイマー間隔:0.7/1/2/3/5/7/10/15/20/30/60秒 RAW/JPEG + RAW タイマー間隔:2/3/5/7/10/15/20/30/60秒
動画コーデック&解像度H.264, H.265 4K:3840×2160@30fps フルHD:1920×1080 @30fps
ISO動画:100〜6400 写真:100~6400
動画ビットレート4K:85Mbps フルHD:30 Mbps
対応ファイルシステムexFAT
静止画フォーマットJPEG/DNG(RAW)
動画フォーマットMP4 (MPEG-4 AVC/H.264 or HEVC/H.265)
ジンバル
安定化システム3軸(チルト、ロール、パン)
角度ぶれ範囲0.01°
取り付けDJI SKYPORT (着脱式)
機械的可動範囲チルト:-143° 〜 +43 パン:±105° * 構造的な限界を意味します。操作可能範囲ではありません。
操作可能範囲チルト:-120°〜+30° パン:±90°
オペレーションモードフォロー/フリー/再センタリング
データストレージ
Rawデータストレージ写真/IMU/点群/GNSS/キャリブレーションファイル
点群データストレージリアルタイムのモデリングデータストレージ
対応microSDカードmicroSD:連続書込速度50 MB/s以上かつUHS-I スピードクラス3以上、最大容量:256 GB 推奨microSDカードを使用してください。
推奨microSDカードLexar 1066x 64GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar 1066x 128GB U3 A2 V30 microSDXC Kingston Canvas Go! Plus 128GB U3 A2 V30 microSDXC Lexar 1066x 64GB V30 A2 microSDXC
後処理
対応ソフトウェアDJI Terra
データフォーマットDJI Terraは、以下の形式の点群モデルのエクスポートに対応。 PNTS/LAS/PLY/PCD/S3MB
READ BEFORE OPERATION

測定条件・資料

[1]精度の条件は「IMUとRTK」および仕様表に記載。[2]Matrice 350 RTKに搭載、速度15 m/s、高度150 m、サイドラップ20%、IMUキャリブレーション有効、標高最適化・地形フォロー無効で測定。[3]検知範囲は代表値。平面に垂直入射、大気可視性23 kmの条件。複数の対象物に光が当たる場合は到達可能範囲が短くなります。

IP54なら雨天でも使えますか?

IP54は所定の試験条件での保護等級です。接続部を乾燥させ、SDカードカバーを確実に閉じて使用してください。保護性能は摩耗などにより低下します。実際の運用可否は機体を含めた取扱説明書と気象条件で判断します。

公共測量への導入を相談できますか?

必要な成果物、対象範囲、要求精度、検証方法を整理したうえでご相談ください。搭載機器の公称値だけで成果の適合性は判断せず、業務に必要な条件と運用を確認します。

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