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全天候型マルチセンサー ペイロード

ZENMUSE H30シリーズ

昼も夜も、現場を見通す。

H30とH30Tを比較する
MULTI-SENSOR PAYLOAD

広く捉え、近くで確かめ、熱まで見る。

広角カメラで周囲を把握し、ズームカメラで細部を確認。距離と位置を捉えるレーザー距離計、暗所の観察を補うNIR補助ライトを一体化しました。H30Tはさらに赤外線サーマルカメラを搭載し、可視光だけでは分からない温度分布を確認できます。

34倍ハイブリッド光学ズーム
400倍最大デジタルズーム
3,000 mレーザー測距の最大範囲※
1280×1024H30T 熱画像解像度

※測距範囲は対象の材質・大きさ・角度・視程などにより変化します。詳細は下部の仕様・条件をご確認ください。

インフラ・電力点検

設備の外観を望遠で確認し、H30Tでは発熱箇所の把握にも対応。可視光と熱画像を照らし合わせて、現地調査につなげます。

捜索・消防・防災

広角で状況を捉え、夜間撮影や熱画像で対象の確認を支援。現場映像を共有し、地上班と連携できます。

森林・水域・施設管理

広いエリアの巡視や設備の記録に。用途に応じて可視光中心のH30、温度分布も必要なH30Tを選びます。

H30 / H30T

必要な情報から、モデルを選ぶ。

ZENMUSE H30

ZENMUSE H30

4モジュール。広角・ズーム・レーザー距離計・NIR補助ライトで、昼夜の観察と記録を支援。

ZENMUSE H30T

ZENMUSE H30T

5モジュール。可視光・距離・位置情報に、熱画像と温度測定を追加。発熱点検や夜間の対象確認まで。

比較項目H30H30T
広角カメラ48MP・1/1.3インチ CMOS48MP・1/1.3インチ CMOS
ズームカメラ40MP・1/1.8インチ CMOS40MP・1/1.8インチ CMOS
ズーム34倍ハイブリッド光学/最大400倍デジタル34倍ハイブリッド光学/最大400倍デジタル
レーザー距離計3~3,000m(条件あり)3~3,000m(条件あり)
NIR補助ライト搭載・ズームカメラ用搭載・ズームカメラ用
赤外線サーマル非搭載1280×1024・最大32倍デジタルズーム
温度測定非対応高ゲイン −20~150℃/低ゲイン 0~600℃
赤外線NDフィルター装着時対象外高ゲイン −20~450℃/低ゲイン 0~1600℃
消費電力26W28W
保護等級・動作温度IP54/−20~50℃IP54/−20~50℃
選び方外観点検・昼夜の可視光観察発熱点検・熱分布確認・捜索支援も必要

熱画像・温度測定はH30Tのみの機能です。NIR補助ライトによる夜間の可視光撮影と、温度分布を捉えるサーマル撮影は異なる機能です。

ZOOM & RANGE

離れた場所から、細部と位置を確認。

40MPズームカメラで詳細を捉える

最大34倍のハイブリッド光学ズームと最大400倍のデジタルズームに対応。広角で対象を探してから、望遠で設備や構造物の状態を確認します。デジタルズームは画像の拡大であり、光学ズームと同じ解像感を保証するものではありません。

望遠時の映像を安定させる

映像ブレ補正アルゴリズムで望遠映像の揺れを抑え、送電線などの細部を観察しやすくします。

レーザー距離計で対象の位置を共有

3~3,000mの範囲で直線距離を測り、対象の位置情報の把握を支援します。最大値は所定条件での値で、雨・霧・対象の材質や入射角により測距範囲は変わります。

搭載レーザー距離計は対象までの距離を確認する装置です。Zenmuse Lシリーズのように地形の点群を取得する測量用LiDARではありません。

DAY & NIGHT

暗くなっても、観察を続ける。

広角・ズームの夜間撮影

低照度下では夜間撮影モードに切り替え、ライブビューと録画の見やすさを向上。周辺の状況を色の情報とともに確認します。

近赤外線で対象を見つけやすく

ズームカメラで赤外線フィルターを外し、白黒表示とNIR補助ライトを利用。暗部と明部の差を見やすくし、夜間の対象確認を補います。

NIR照明はズームカメラ使用時のみ有効で、離陸後に作動します。夜間撮影モードと電子式ヘイズ除去は同時使用できません。

H30T EXCLUSIVE

見える姿と、熱の状態を重ねて判断。

H30Tは1280×1024の赤外線サーマルカメラを搭載。温度分布の確認と可視光映像の照合で、点検対象や捜索対象の把握を支援します。

1280×1024・最大32倍デジタルズーム

全体の熱分布を確認してから、必要な部分を拡大できます。UHR赤外線画像は事前の有効化が必要で、夜間撮影モードではオフになります。

測温と観察に応じて切り替える

高利得モードは温度測定、低利得モードは広い温度範囲に対応。温度差の小さい対象を見やすくする高解像度モードでは、温度測定は利用できません。

可視光と熱画像を同じ視点で比較

ズームカメラとサーマルカメラを連動させて拡大。画像を並べて確認し、熱の異常が見られる場所を可視光の形状と照合できます。

別売フィルターで最大1600℃まで

通常は高ゲイン−20~150℃、低ゲイン0~600℃。別売の赤外線NDフィルター使用時は、高ゲイン−20~450℃、低ゲイン0~1600℃に対応します。

温度測定は放射率・距離・環境などの影響を受けます。観察用の高解像度モードでは測温できないため、目的に合ったモードと測定条件を確認してください。

INTELLIGENT IMAGING

光や大気の変化にも、柔軟に対応。

明暗に応じて画像処理を調整

周囲の明るさとダイナミックレンジを判定し、明暗差のある現場で細部を確認しやすい画像に整えます。

霞がかかった対象を見やすく

ズームカメラで低・高のヘイズ除去レベルを選択。湿度やスモッグなどによる見えにくさを補います。夜間撮影モードとの併用はできません。

ENVIRONMENT

屋外業務を支える設計。

IP54の防塵・防水性能

管理された試験環境でIP54を達成。機体を含むシステム全体の運用条件も確認し、現場の天候に合わせて判断します。

−20℃~50℃で動作

寒冷地から高温環境まで対応する動作温度範囲。保管環境温度は−20℃~60℃です。

IP等級は恒久的ではなく、経年劣化や損耗により保護性能が低下する場合があります。

RECORD & COLLABORATE

現場の映像を、チームの判断へ。

録画ボタンを押す前の映像も残す

録画開始の10秒・15秒・30秒前から映像を保持。重要な出来事が起きてから録画操作をした場合でも、その直前の状況を記録できます。

地上と空で最新状況を共有

DJI FlightHub 2からライブビューを確認し、離れた拠点と情報を共有。空撮担当者と地上班の連携を支援します。利用環境・通信・契約構成を合わせて確認します。

記録メディアの保護

セキュリティコードによるmicroSDカードの暗号化に対応。Windows用DJI Decrypt Toolで復号・アクセスできます。

伝送の保護

送信機と機体間のデータ転送はAES-256暗号化に対応。業務の情報管理方針に合わせた運用を構成します。

ログの管理

ワンクリックのログ消去機能を搭載。必要な記録の保管ルールと合わせて、運用手順を整えます。

PLATFORM & SUPPORT

機体・用途・運用まで、まとめて相談。

ZENMUSE H30シリーズ ペイロード

ZENMUSE H30 / H30T

価格・納期はお問い合わせください。外観確認・夜間運用・温度測定など、必要な情報と現在お使いの機体から適した構成をご提案します。

導入・見積もりを相談する
対応機体条件
Matrice 400対応
Matrice 350 RTK対応
Matrice 300 RTKDJI RC Plus送信機が必要

機体・送信機のファームウェアを最新に更新してください。公式FAQでは対応3機種の各ジンバルポートへの取り付けに対応しています。複数ペイロードを使う場合は、取り付け部品と機体側の搭載条件を併せて確認します。

01 用途を整理

外観点検か、温度分布も必要か。対象・距離・時間帯からH30/H30Tを選びます。

02 機材を構成

機体・送信機・メモリーカード・必要なフィルター・クラウド環境まで確認します。

03 運用を支援

撮影・記録・共有・解析の流れを整え、導入後の技術相談にも対応します。

SPECIFICATIONS

仕様を確認する。

H30/H30T共通項目とH30T専用項目を分けて掲載しています。熱画像・温度測定・UHR赤外線画像・可視光と熱画像の連動ズームはH30Tの機能です。

一般
製品名Zenmuse H30シリーズ
サイズ170×145×165 mm(長さ×幅×高さ)
重量920±5 g
電力H30: 26 W
H30T:28 W
保護等級IP54

管理されたラボ環境下で、IEC60529規格のIP54保護等級を達成可能。IP等級は恒久的なものではなく、経年劣化または損耗により、時間とともに効果が減衰することがあります。
対応機体Matrice 400
Matrice 350 RTK
Matrice 300 RTK(DJI RC Plusが必要)
環境
動作環境温度-20℃~50℃
保管環境温度-20℃~60℃
ジンバル
映像ブレ補正3軸(チルト、ロール、パン)
角度ぶれ範囲ホバリング: ±0.002°
飛行:±0.004°
取り付け取り外し可能なDJI SKYPORT
機械的可動範囲チルト:-132.5°~+73°
ロール: ±60°
パン: ±328°
(構造的な限界を意味します。操作可能範囲ではありません)
操作可能範囲チルト:-120°~+60°
パン:±320°
操作モードフォロー/フリー/再センタリング
ズームカメラ
センサー1/1.8インチCMOS、有効画素数:40 MP
レンズ実際焦点距離:7.1~172 mm(35 mm判換算焦点距離:33.4~809.3 mm)
絞り:f/1.6~f/5.2
DFOV(対角視野):66.7°~2.9°
フォーカスモードMF、AFC、AFS
露出モードマニュアル/オート
露出補正±3.0(1/3刻み)
測光モードスポット測光、平均測光
AEロック対応
電子シャッター速度1/8000~2秒
ISO感度シングル撮影:100~25600
夜間撮影モード:100~819200
動画解像度シングル撮影:3840×2160@30fps、1920×1080@30fps
夜間撮影モード:1920×1080@25fps、1920×1080@15fps、1920×1080@5fps
動画フォーマットMP4
動画字幕対応
動画コーデックとビットレート戦略H.264、H.265
CBR、VBR
最大静止画サイズ7328×5496、3664×2748
写真フォーマットJPG
広角カメラ
センサー1/1.3インチCMOS、有効画素数:48 MP
レンズ実際焦点距離:6.72 mm(35 mm判換算焦点距離:24 mm)
絞り:f/1.7
DFOV(対角視野):82.1°
フォーカスモードMF、AFC、AFS
露出モードマニュアル/オート
露出補正±3.0(1/3刻み)
測光モードスポット測光、平均測光
AEロック対応
電子シャッター速度1/8000~2秒
ISO感度シングル撮影:100~25600
夜間撮影モード:100~409600
動画解像度シングル撮影:3840×2160@30fps、1920×1080@30fps
夜間撮影モード:1920×1080@25fps、1920×1080@15fps、1920×1080@5fps
動画フォーマットMP4
動画字幕対応
動画コーデックとビットレート戦略H.264、H.265
CBR、VBR
最大静止画サイズ8064×6048、4032×3024
写真フォーマットJPG
赤外線サーマルカメラ (H30T)
熱画像撮像装置非冷却VOxマイクロボロメータ
レンズ焦点距離:24 mm(35 mm判換算焦点距離:52 mm)
絞り:f/0.95
DFOV(対角視野):45.2°
デジタルズーム換算32倍
動画解像度1280×1024@30fps
動画フォーマットMP4
動画字幕対応
動画コーデックとビットレート戦略H264、H265
CBR、VBR
写真解像度1280×1024
写真フォーマットR-JPEG
画素ピッチ12 μm
スペクトルバンド8~14 μm
雑音等価温度(NETD)≤ 50 mk@f/1.0
温度測定方法スポット測定、エリア測定、中心点温度測定
温度測定範囲高ゲイン:-20℃~150℃、-20℃~450℃(赤外線NDフィルター使用時)
低ゲイン:0℃~600℃、0℃~1600℃(赤外線NDフィルター使用時)
温度警告対応
日焼け保護対応
FFCオート、マニュアル
パレットホワイトホット、ブラックホット、ティント、アイアンレッド、レインボー1、レインボー2、メディカル、アークティック、フルグライト、ホットアイアン
レーザー距離計
波長905 nm
測定範囲3~3000 m
一般的な対象物の範囲:草原2000 m、森林1900 m、路面1700 m‌*

測定範囲は、テスト対象物の材質と形状だけでなく、ジンバル角度の影響、環境光、雨や霧などの気象条件によっても変動する可能性があります。レーザーパルスが複数のターゲットに当たった場合、エネルギーが分散され、測定可能な距離が短くなることがあります。
*テスト条件:表面が平坦な被写体、レーザービームの直径より大きい被写体、大気の可視性が23 km(曇りよりも晴天条件の方が範囲は短くなる)、レーザーは斜めの角度で照射(入射角約0.2ラジアン)。
測定精度≤ 500 m:±(0.2 m+測定距離×0.15%)
‌> 500 m:±1.0 m
レーザースポットサイズ@100 m:約50×450 mm
@1000 m:約450×4500 mm
安全規格レベルクラス1
被ばく放出限界(AEL)260 nJ
参考絞り18 mm
5ナノ秒以内での最大レーザーパルス放射出力52 W
NIR補助ライト
波長850 nm
FOV4.6±0.6°(丸型)
安全規格レベルクラス1
照明範囲@100 m:直径約8 mの円
特殊機能
ハイブリット光学ズーム34倍
最大ズーム400倍
リンクズーム対応
クリックして照準対応
高解像度グリッド写真対応
夜間撮影モード対応
タイムスタンプ対応
スマートキャプチャ対応
動画のプリ録画対応
UHR赤外線画像対応
データストレージ
対応microSDカードU3/Class10/V30以上が必要です。または、推奨リストのメモリーカードを使用してください。
対応ファイルシステムexFAT
推奨microSDカードLexar 1066x V30 A2 64GB/128GB/256GB/512GB microSDXC
Kingston Canvas Go! Plus V30 A2 64GB/128GB/256GB/512GB microSDXC

Zenmuse H30は、セキュリティ コード機能をサポートしています。DJI Pilot 2の[データとプライバシー]に移動し、カメラに取り付けられているmicroSDカードを暗号化するコードを設定します。DJI公式ウェブサイトからDJI Decrypt Toolをダウンロードすると、WindowsコンピューターでmicroSDカードを復号化したり、カードの内容にアクセスしたりできます。
後処理ソフトウェア
マッピングソフトウェアDJI Terra、DJI FlightHub 2
赤外線分析ソフトウェアDJI熱分析ツール3
FAQ & DOWNLOADS

導入前によくある質問。

H30でも温度測定はできますか?

できません。赤外線サーマルカメラを搭載するH30Tを選んでください。H30のNIR補助ライトは夜間の可視光観察を支援する機能です。

最大1600℃は標準状態で測れますか?

別売の赤外線NDフィルターが必要です。通常の低ゲインの上限は600℃です。高温物体の観察は公式マニュアルのセンサー保護条件も確認してください。

Matrice 300 RTKで使用できますか?

DJI RC Plus送信機が必要です。機体と送信機のファームウェアを最新に更新して使用します。

測量用LiDARの代わりになりますか?

H30シリーズは観察・点検用のマルチセンサーペイロードです。距離計はレーザー測距用で、Lシリーズの点群測量機能とは異なります。

動画の連続録画時間は?

公式FAQでは最大2時間です。2時間で録画は自動停止します。記録計画とメモリーカード容量を事前に確認してください。

熱画像はどのソフトで解析できますか?

公式仕様に掲載されている赤外線分析ソフトウェアはDJI熱分析ツール3です。R-JPEG形式の熱画像データを使う運用を確認してください。

数値はDJIの所定条件による測定値です。実際の性能は環境・使用方法・ファームウェアにより変化します。レーザー測距の条件は仕様表、各運用条件は公式資料をご確認ください。掲載映像・画像は製品の説明用です。

DJI公式 製品情報 ↗ DJI公式 スペック ↗ DJI公式 FAQ ↗ DJI公式 資料・マニュアル ↗