DJI FLYCART 30
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【動画紹介】
【製品紹介】
物流ドローンDJI FlyCart 30が誕生しました。
強力な伝送信号とインテリジェンスを兼ね備え、重量物の長距離配送が可能なDJI FlyCart 30は、貨物モードとウインチモードに対応し、従来の物流の限界を超え、安全で経済的、効率的なドローン配送ソリューションを実現します。
配送に特化した設計
必要な物を、必要な場所へ
どんな天候でも、実力を発揮
安全性と信頼性を兼ね備えた配送
緊急時には、内蔵パラシュートを低高度で開くことで、ドローンを安全に着陸させることができるため、人や資産に対するリスクを低減できます[14]。パラシュートは、起動時のセルフチェック、独立電源、音と光による警告、開く前にプロペラの回転を停止する機能を備えています。
インテリジェント障害物検知 [12]
DJI FlyCart 30は、前方・後方のフェーズド アレイレーダーとデュアル両眼ビジョンシステムを搭載しており、インテリジェント多方向障害物検知を実現しています[12]。内蔵のADS-B信号レシーバーは、付近の有人航空機を検知して警告します。
複数レベルの冗長性
DJI FlyCart 30は、過酷な環境下でも飛行の安全性を保証するために、高い冗長性を備えて設計されています。
デュアルバッテリーシステムを搭載しており、飛行中に片方のバッテリーが故障した場合でも、もう一方のバッテリーがドローンの飛行を継続し、安全な帰還を保証します。
安定した長距離映像伝送
DJI FlyCart 30は、最大20 kmのDJI O3映像伝送に対応しています[8]。
4アンテナ式送受信システムは、信号の送信に最適なアンテナをスマートに選択し、干渉防止機能を強化します。 DJIセルラードングル[15]は、DJI O3映像伝送と併用できるため、接続性と安定性を向上します。O3映像伝送が干渉を受けた場合、4Gネットワークが信号の安定性を維持し、映像伝送できるため、複雑な環境でも優れた飛行安全性を確保します。
スムーズかつ簡単な機体制御
DJI RC Plusは7インチの高輝度画面を搭載し、デュアル制御モードに対応しています[10]。このモードでは、2人のオペレーターが制御権限を簡単に転送することができ、様々なオペレーションのニーズに対応します。
過酷な環境に耐える
タフ設計
保護等級IP54[11]
防水性と防塵性
-20℃~50℃[6]
過酷な環境でも性能を発揮
選べるペイロード構成
本製品には、貨物モードとウインチモードの2種類のペイロード構成モードが搭載され、目的地の状態に応じて構成を変更することが可能です。
DJI FlyCart 30には、EPPケース[13]が標準搭載されており、積み下ろし作業を簡単に行うことができます。
重量と重心の検出により、確実に積載貨物のバランスを保ち、安全かつ安定した飛行が実現します。
ウインチモードでは、ウインチシステムを使用し、吊り下げられた貨物を手動または自動でケーブルを制御して降下できます。貨物は接地時に自動的にリリースされ、手動で取り外す必要がないため、確実に安全で正確な配送を実行します。
DJI FlyCart 30は、姿勢をスマートに調整し、貨物の揺れを最小限に抑え、安定性を向上させます。吊り荷が引っかかったり絡まったりするような極端な状況下では、ウインチケーブルを加熱して切断し、ドローンを解放することが可能です。
ドローン配送のワンストップソリューション
DJI Pilot 2とDJI DeliveryHubは、ドローン配送管理のための強力かつ効率的で、柔軟なワンストップソリューションを提供します。
すぐに使用できるシンプルなドローン配送
DJI Pilot 2は、リアルタイムでの飛行ステータス、貨物ステータス、その他のインタラクティブなインターフェイスを表示し、DJI FlyCart 30による効率的かつ安全なオペレーションを実現します。
リアルタイムの飛行安全アラート
バッテリー残量、電源状態、飛行距離をリアルタイムで確認し、目的地までの到達可能性をモニタリングし、オペレーションの安全性を確保します。
異常気象やその他の異常事態が発生した場合、DJI Pilot 2は、オペレーターにリスクを警告し、代替着陸地点の管理をサポートします。
スマートなアシストで高い効率性
DJI Pilot 2は、貨物のステータスを視覚的に表示し、ウインチシステムをスマートに制御して、効率的な配送を実現します。
長距離の安定飛行中は、クルーズ制御を使用することにより、パイロットの疲労を軽減できます。
標高プロファイルにより、地形の変化や周囲の環境をリアルタイムに表示します。
ARプロジェクションは、正確な着陸と貨物の降下をサポートします。
飛行ルートを記録し、自動的に再飛行させることができます。
複数の端末間で共同作業
DJI DeliveryHubは、ワンストップのドローン配送管理プラットフォームです。効率的な運用計画、包括的な運用ステータスのモニタリング、チームリソースの集中管理、データの収集と分析を容易にします。
タスクの計画と実行
タスクの作成・計画、デバイスの割り当てを遠隔で行うことができます。
また、安全チェックを確認したり、ワンタップ離陸を実行したりできます。
効率性を高め、記録された飛行ルートに基づいて計画された配送タスクを自動的に実行します。
包括的な状態モニタリング
2.5Dベースマップ[18]上でドローンとタスクのステータスを追跡します。
ドローンの高解像度FPVジンバルカメラから、ライブビューで周囲の飛行環境を直接確認することができます。
異常アラートを受信した場合、手動で制御して、飛行の安全性を確保します。
タスク状態を通知して複数の端末で共有し、チームメイトと効率的に協力することができます。
チームリソースの集中管理
2.5Dベースマップ[18]に基づき、複雑な飛行ルートを素早く計画します。
マークされた場所と代替着陸地点を管理して、チームでの連携・調整を効率的に行います。
ドローンの状態、メンテナンス情報、DJI Careの状態を一括管理します。
ドローン、ルート、時間の統計を表示し、効率を評価して、今後のオペレーションを最適化します。
豊富なアクセサリー
データセキュリティ
DJIは、お客様のデータの安全性確保に真摯に取り組んでいます。お客様が安心してクラウドベースのフリート管理システムを利用できるように、弊社は、お客様の写真、動画、飛行ログ、その他のユーザーデータの完全性を確保する最高の対策を用いて、安全性を確保します。
DJI FlyCart 30およびDJI DeliveryHubは、デバイスの接続やメンテナンスから、データのアップロードや送信、クラウドサービスのストレージや運用のセキュリティに至るまで、ドローンとデータ管理プロセスの様々な段階において、完全性を維持できるように構築されています。
DJI DeliveryHubは、ISO/IEC 27001認証済みのAWS(Amazon Web Services)が運営するクラウドサーバーを使用し、データのアップロード、保存、管理を行います。
データ収集
DJIは、ユーザーがDJIにアクセス許可を与えない限り、いかなるユーザーデータにもアクセスしません。お客様は、「ネットワークセキュリティモード」でいつでも許可を付与または取り消すことができ、「ローカルデータモード」を有効にしてデバイスを完全にオフラインで使用することができます。
データ伝送と保存
フルリンク暗号化により、第三者のハイジャック攻撃からデータを効果的に保護します。メールアドレス、携帯電話番号、所在地などの機密情報は、さらにAES-256-CBC暗号化で保護されます。
全ての機器データの消去
お客様は、DJIデバイス使用中に生成された、いかなるデータも選択して消去できます。DJI Pilot 2アプリを使用すると、デバイスとアプリのログとキャッシュを消去したり、デバイスを工場出荷時設定に戻したりできます。
*飛行する前に、現地の法律および規制を確認し、厳守してください。
**全データは、制御された環境下にて、DJI FlyCart 30の製品版モデルを使用して測定した値です。実際の使用体験は、周辺環境、使用方法、ファームウェアのバージョンによって異なる場合があります。
***本ページに記載されている全ての動画および写真は、撮影場所の法規制を厳格に遵守して撮影されたものです。
****使用前に、DJI Pilot 2アプリを使用してDJI FlyCart 30をアクティベートする必要があります。
1. データは海抜高度で測定した値です。シングルバッテリーとデュアルバッテリーでは状態が異なるのでご注意ください。最大積載重量が推奨値を超えないようにしてください。貨物ケースを使用するときは、鋭利な物を置かないでください。ウインチシステムを使用するときは、積載物がランディングギアに接触しないようにしてください。接触した場合、飛行安全性が影響を受ける可能性があります。
2. 海抜高度で、無風環境、無積載時に15 m/sの一定速度で、バッテリー残量が0%表示になるまでDJI FlyCart 30(デュアルバッテリーで動作時)を飛行させた時に測定。このデータはあくまで参考値です。飛行中は、DJI Pilot 2アプリのRTH(Return to Home)のプロンプトに注意してください。
3. 海抜高度で、無風環境、最大積載時に15 m/sの一定速度で、バッテリー残量が0%表示になるまでDJI FlyCart 30(デュアルバッテリーで動作時)を飛行させた時に測定。このデータはあくまで参考値です。飛行中は、DJI Pilot 2アプリのRTH(Return to Home)のプロンプトに注意してください。
4. 海抜高度で、無風環境、最大積載時にDJI FlyCart 30(デュアルバッテリーで動作時)を飛行させた時に測定。このデータはあくまで参考値です。
5. DJI FlyCart 30の積載量は、離陸高度が上昇するにつれて減少します。無積載時にデュアルバッテリーモードで飛行するDJI FlyCart 30の最大安全高度は、高度6000メートルです(高度4500メートルで離陸)。最大積載時のDJI FlyCart 30の最大安全高度は、高度3000メートルです。
6. 推定日射量960 W/㎡で測定。高温に長期間さらされると、特定の部品の寿命が短くなる場合があります。
7. DJI FlyCart 30は、離陸時と着陸時に最大風速12 m/sまで耐えることができます。
8. FCCに準拠し、障害物がなく、電波干渉が少ない環境で飛行している時の測定値です(日本:8 km)。このデータはあくまで参考値です。飛行中、アプリ上に表示されるリマインダーに注意を払ってください。
9. 強力な4G映像伝送を実現するには、DJI FlyCart 30のDJIセルラードングル(中国本土でのみ入手可能)をインターネットに接続してください。送信機は、強力な映像伝送用のDJモジュールかWi-Fiモジュールを使用してインターネットに接続できます。
10. 2台目の送信機は別売です。
11. 保護等級は恒久的なものではなく、長期間使用することで経年劣化や摩耗により時間とともに効果が低減する場合があります。保護等級は推進システムには適用されません。雨天飛行の後は、推進システムに腐食や錆が生じるのを防ぐために、地上で1分間アイドリング状態にしておくことを推奨します(24時間以内の降水量が24.9 mmを超える場合)。
12. 有効検知範囲と障害物検知能力は、周囲の明るさ、雨、霧に加え、障害物の材質、位置、形状などの特徴によって異なります。下方検知は主に地上が着陸可能かどうか判断するために使用されます。その他の方向の検知は障害物検知に使用されます。
13. 発泡ポリプロピレン(EPP)ケースの内部寸法は573×416×306 mm(長さ×幅×高さ)です。
14. 海抜高度、気温25℃の無風環境で、最大積載でDJI FlyCart 30(デュアルバッテリーで動作時)を飛行する時、パラシュートを開くための最低高度は60 m、終端降下速度は6 m/sです。
15. 強力な映像伝送用のDJIモジュールは別売で、中国本土でのみ利用可能です。
16. 海抜高度、気温25℃、無風環境のラボ環境下で測定。
17. 重心と重量の検知は、永続的に有効ではありません。必要に応じて、自重キャリブレーションを実行してください。
18. 2.5Dベースマップは、標高データがオーバーレイされた2Dマップです。
19. バッテリーに付帯する保証の期間として、1500サイクルまたは12か月のうち、いずれか早期に満了する期間が適用されます。
20. シングルバッテリーを急速充電する場合、充電器で220 Vのケーブルを2本同時に使用し、電源線やソケットが充電電力に耐えられることを確認してください。
21. 充電器の理論上の最大電力。実際の電力は、電圧によって変化する可能性があります。
22. 別売です。